どうも、しがいない窓際サラリーマンのよしくんです。
MCU(マーベルシネマティックユニバース)の第1作品目としてアイアンマンが公開されてからはや10年。
この10年で公開されたMCUの映画は計18本。
最初に1作目のアイアンマンを観たときは私も非常に若かった(遠い目)。
各々が単体映画における主役級のヒーローたちが、同じ世界観を共有しながら時に単独で活躍したり、時にヒーロー同士が共闘しながらその歴史を刻んできました。
ということでMCUの集大成とも言えるアベンジャーズ・インフィニティウォーについて熱く語っていきます。
- これまでの集大成とも言える作品なんだけど、絶対に一見さんは行かない方がいいよ!!
- 気になるあらすじは?
- 見どころその1 出てくるヒーロー全員にしっかり見せ場を用意⇒作った人マジで天才!!
- 見どころその2 映画史に名を残す悪役サノス、最早主人公じゃん
- 見どころその3 ヒーローはつらいよ~仲間を見捨てない~(ネタばれあり)
- 最後に
これまでの集大成とも言える作品なんだけど、絶対に一見さんは行かない方がいいよ!!
いや…。
めっちゃよかった。めっちゃよかったんだけど。
この映画をオススメ出来る人は、
・これまでMCUの作品を何本か観ている人
・MCUの映画は観たことないけど、アメコミ大好きな人(そんな人いるかどうか分からないけど...)
・映画史に名を残す悪役を見たい人
というか
映画好きな人には是非見てほしい!!
とういうのが正直なところ。
逆にオススメできない人は、
・MCUの作品を今まで一回も見たことない人
・SFとか特殊な設定についていけない人
というのもこれまでのMCU映画18作分の要素がてんこ盛りなので、たぶんまだMCUの作品を観たことがない人が最初にこれを観たら、ガチで混乱します。
気になるあらすじは?
かんたんにこの映画のあらすじを書いておきます。
6つすべてを手に入れると世界を滅ぼす無限大の力を得るインフィニティ・ストーン。その究極の力を秘めた石を狙う“最凶”にして最悪の敵<ラスボス>サノスを倒すため、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、スパイダーマンら最強ヒーローチーム“アベンジャーズ”が集結。人類の命運をかけた壮絶なバトルの幕が開ける。果たして、彼らは人類を救えるのか?今、アベンジャーズ全滅へのカウントダウンが始まる!
最強の敵サノスとの決戦を描いた今作。
いくら最強とは言ってもこんだけヒーローが集まれば余裕で倒せるでしょ、とか思ってましたが...。
見どころその1 出てくるヒーロー全員にしっかり見せ場を用意⇒作った人マジで天才!!
正直、今回のアベンジャーズ インフィニティウォー(IW)に関してはすごく期待していた半面、大丈夫なのかなあという不安もありました。
というのも前作のエイジ・オブ・ウルトロンが個人的にイマイチだったからです(なんでイマイチに思ったのかの詳細は省きますが)。
それに加えて今作で出演するヒーローは過去最多人数なので、消化不良で終わるのではないか...なんて思ってました。
ところがどっこい!!
それぞれのキャラクターにちゃんと見せ場が用意されているんですよね。そしてそれぞれの見せ場が個々のキャラクターの特徴にがっちりマッチしている。
これを作った人はマジで天才やわ...。
と思わざるを得ませんでした。
ヒーローへの愛を感じずにはいれない
そんな今作品の監督はアンソニー&ジョー・ルッソ兄弟。
この監督の代表作として、キャプテンアメリカ/ウィンターソルジャーやキャプテンアメリカ/シビルウォーがあります。
このルッソ兄弟はこれまでのMCUの18作品の中で、監督を担当したのはたった3作品だけです。
にもかかわらず、これほどまでに各キャラクターの特色をしっかり把握して作品を作り込めるその技量はマジでパね~っすわ。そして監督たちの底知れぬ、ヒーローたちへの愛が感じれます。
これは余談なんですが、最近パシフィックリムとかレディ・プレイヤーワンを観ていいてその作品を作るにあたって着想を得た原作、もしくはサブカルに対する愛着などがしっかり感じられる映画は、やはり面白いです。
もちろんこちら側も原作や着想を得た元ネタを知っていることが前提ですが。
ヒーロー同士の連携技がすごすぎる
今回はヒーロー同士の連携技がこれでもかと出てきます。
アイアンマン&スパイダーマン&ドクターストレンジ&スターロード。
グルード&ソー。
ウィンターソルジャー&ロケット。
ブラックウィンドウ&オコエ。
キャプテンアメリカ&ブラックパンサー。
ハルク&ハルクバスター笑(もはやネタ)
これらの連携技はこれまでMCUの作品を見てきた者にとっては、もうご褒美です。
このカタルシスは、一見さんには絶対に味わえないものです。
見どころその2 映画史に名を残す悪役サノス、最早主人公じゃん
今作の見所はなんといってもサノスでしょう。今回最強の敵ということで登場します。
このサノスさん強すぎです。
マジで兄貴です。ドンサノスです。
主人公なんじゃないかってぐらい強いです。
補正かかり過ぎです。
いや、もはや主人公か。ポスターにも一番大きく載ってるし。
盛大なネタバレをするとこの映画は、サノスが自分の野望を果たすまでの過程を描いた作品ともみることができます。
ここまでインパスクトの強い悪役は、ダークナイトのジョーカー以来ですね。
正直僕が歴代の悪役の中でも特にお気に入りのスターウォーズのダースベイダー、羊達の沈黙のレクター博士、ダークナイトのジョーカーと肩を並べられるほど魅力的な悪役になっています。
またサノスの魅力についてもっと深く考えていくと、ほかの三人の中だったらダースベイダーに非常に近いものがあります。
下に代表的な悪役をまとめてみました。
自分なりの大儀があり、そのためには愛するものを失うこともいとわないストイックさと多くの手下を統率するそのカリスマ性がダースベイダーと非常に似ている点です。
監督のルッソさんもインタビューで下のように語ってます。
『ダースベイダーは私たちが子供のころにとって素晴らしい悪役でした。新しい世代のダースベイダーとして(サノスを)描きたいと思っています。』
監督!!
あなたの想いは映画に滲み出てました!!
そしてもう一つの魅力はその強さ。
まじで最強です。
もう絶望するぐらいに。あっ、これ倒すの無理じゃん、ってなります。
アイアンマン、ドクターストレンジ、スパイダーマン、スターロードがサノスに総攻撃をかけるんですが、攻撃を受けた後のサノスの言葉が、
「これだけやってこんなものか」
ですからね。
まじでしびれます。
「私の戦闘力は53万です」以来の絶望です。
見どころその3 ヒーローはつらいよ~仲間を見捨てない~(ネタばれあり)
今作でサノスは宇宙を滅ぼす力を持つ6つのインフィニティストーンを集め出します。
そして6つのうち2つをアベンジャーズが持っており、それをサノスから守ろうとするわけです。
しかし、ヒーローたちは皆大切な人が危険にさらされると持ってるストーンを渡しちゃうんですよね。
みんな情に熱いというか、優しいというか。
本当にヒーローはつらいね。
戦犯その1 ロキ
自分が乗っていた宇宙船がサノスの攻撃を受けて壊滅的なダメージを受けている最中、兄のソーがサノスに殺されかけるとあっさり、インフィニティストーンの一つであるスペースストーンを渡しちゃうんですよね。
あれっ? こんなキャラだったっけ?
と疑問に思いました。
前作のソー バトルロイヤルで改心したのかな?
その後、あっけなく死んじゃうし。
このあっさり殺されるところもかなり衝撃的だった...。
戦犯その2 ガモーラ
ガモーラとか、妹のネビュラがサノスに拷問されている姿を見てインフィニティストーンの一つであるソウルストーンのありかに案内しちゃうし。
全くガーディアンオブギャラクシーの面々はみんな感情的になりすぎ笑。
戦犯その3 ドクターストレンジ
トニーが殺されかけたときに、自身が持っているタイムストーンを渡してしまいます。
お前も渡すんか!!
と突っ込んでしまいましたが何か算段があることを祈ります。
最後に
正直、かなり完成度が高かったのでもう続編がかなり気になります。
がしかし、
期待する一方でこれ以上の作品が出来るのか?
という不安もあります。
まあでも早く続編が見たいことに変わりはないんですがね。
ということで今回はここまで。
ではでは!!!